原作の魔女の宅急便にはキキの人生が描かれている

1989年の公開から、いまだに根強い人気を誇るジブリ映画「魔女の宅急便」。実はこの作品には原作となる本が存在するのをご存知でしょうか。その本は1985年に第1巻が発売され、2009年に最終巻である第6巻が発売されました。実に24年もの歳月をかけて手がけられた作品なのです。そして、映画の中ではキキが魔女への第一歩を踏み出す場面しか描かれていませんでしたが、本の中ではその後のキキの姿が描かれています。むしろ、映画で触れていたのは本でいうと1巻と2巻の部分だけになります。本では、その後のキキの姿の方が長く描かれています。なんと、13歳から35歳のキキの人生を描いた壮大なストーリーになっているのです。映画で取り上げられていた13歳のキキは、その後思春期を迎えます。そして、トンボとの遠距離恋愛が始まるのです。自分の趣味に夢中なトンボにキキの心は振り回されてしまいますが、それでもトンボさんへの愛情は薄れません。そして二十歳を迎える頃にキキの前にヤサオというドレスデザイナーが現れます。それでもキキの心は変わりませんでした。2人は結婚、そして双子の子供が生まれます。男の子のトトと女の子のニニです。双子もまた、キキと同じように悩み葛藤しながら成長し、ニニは立派な魔女になるために旅立ち、トトは半分魔女として自分の道を探すために旅立っていくのでした。このように、魔女の宅急便はキキの人生を描いた作品になっています。本を読んでから、また映画を見てみると、何か新しい発見があるかもしれません。

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